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Recycling
家電リサイクル

家電廃棄物の増加に対応する技術力と
信頼のリサイクル体制

IT産業の急速な発展に伴い、家電・電子機器の廃棄量は増加の一途をたどっています。さらに、脱炭素社会の実現に向けて、電気機器メーカー業界では循環経済への取り組みが進み、リサイクル需要はますます高まっています。
レナタスグループでは、こうした外部環境の変化に柔軟に対応し、確かな技術力をもって家電リサイクルに取り組んでいます。グループ内では、株式会社HARITAが家電リサイクル法に基づくAグループ、株式会社アール・ビー・エヌがBグループの再商品化工場として、また小型家電リサイクル法に基づく認定事業者として、それぞれ国から認定を受けており、メーカーをはじめとする委託元から高い信頼を得ています。
さらに、メーカーとの共同技術開発により、高効率かつ高精度な家電リサイクルプロセスの実現にも取り組んでいます。

家電リサイクル

株式会社HARITAと株式会社アール・ビー・エヌが再商品化工場として国から認定され、法令で定められたエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の資源の回収を行っています。
また、第一種フロン類充填回収業者としても認定を受けており、業務用のエアコン・冷凍冷蔵庫等のフロン使用製品を廃棄処分する際には、適正なフロン回収を行っています。

家電リサイクル法
とは

事業者や家庭から排出されるテレビや冷蔵庫、洗濯機などの使用済みの家電製品に含まれている資源を有効活用して廃棄物の削減を図る、循環型社会を実現する目的で作られた法律です。排出者・小売業者・メーカーに対して役割が定められ、三者が協力してリサイクルを進めていくものです。

家電リサイクル法における排出者・小売業者・メーカーの役割

使用者・
排出者

使用済みの家電製品を小売業者等適正なルートに引き渡すとともに、リサイクル費用や収集・運搬費用を負担します。

小売業者

過去に転売した商品や買い替えの際に引き取りを求められた使用済みの家電を引き取り、メーカー等に引き渡します。

メーカー等

指定引取場所とリサイクルプラントを設置し、過去に販売した使用済みの家電製品を引き取り、リサイクルを行います。

家電リサイクル
システムの流れ

「家電リサイクルシステム」とは、消費者が使用済みの家電(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)を適切に処分し、メーカーが資源として再利用するための仕組みです。このシステムは、排出者が支払うリサイクル料金及び収集・運搬料金によって運営されています。リサイクル料金は使用済みの家電製品の再資源化に、収集・運搬料金は使用済み家電製品を指定引取場所まで運ぶために充てられます。

分解・選別された材料は、回収後、資源として再利用されます。

小型家電リサイクル

株式会社HARITAと株式会社アール・ビー・エヌの2社が小型家電リサイクル法の認定事業者として国から認定されています。小型家電に含まれる鉄、非鉄、プラスチック、レアメタルなどを回収するための技術を確立しており、これらは再び原材料や燃料などの高品質な原料代替品として利用されます。

小型家電
認定事業者マーク

「小型家電認定事業者マーク」は安心して使用済み小型家電の引渡しができることを一目で見分けられる国の認定マークです。

※株式会社HARITAと株式会社アール・ビー・エヌが大臣認定を取得

小型家電
リサイクル法とは

使用済み小型家電の再資源化を促進するために制定された法律です。自治体の枠を超えて広域的に小型家電を収集することで、自治体および認定事業者の採算性を確保しつつ、リサイクルを推進していきます。

再生利用

回収する資源

家電・小型家電の解体・選別

回収する資源

金・銀・銅などの希少金属

従来回収できなかったダスト成分から資源回収が可能に

リサイクル
プラスチック

アルミ

基盤

真鍮

ステンレス

被覆線

再生利用

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